マイナカードで別人の住民票 識者「品質管理甘く、自治体に非も」
土居恭子 中島嘉克 伊澤健司 江戸川夏樹
マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで住民票などの交付を受けられるサービスで、別人の住民票が誤って発行されるトラブルが横浜市であった。申請が集中し、システムに負荷がかかったことが原因とみられている。
総務省によると、同じ富士通Japanのシステムを使っている全国約30団体の一部でシステムを一時停止。プログラムを修正するなどしており、31日からはいずれも稼働する見通しという。
計11人の個人情報を誤交付
市によると、27日午前11時40分ごろ、コンビニで交付を受けようとした2人から、磯子、青葉の各区役所に「別人の住民票が出てきた」と連絡があった。
問題はなぜ起きたのか。記事の後半では、広がった影響を伝え、識者による問題の解説もあります。
市がサービスを停止して調べ…