川村晃司さん死去 「ワイド!スクランブル」などでコメンテーター
テレビ朝日番組のコメンテーターとして知られるジャーナリストの川村晃司(かわむら・こうじ)さんが3月24日、多臓器不全で死去した。72歳だった。葬儀は近親者で営んだという。喪主は妻裕子さん。
1950年、青森県生まれ。早稲田大学卒業後、日本教育テレビ(現・テレビ朝日)に入社し、カイロ支局長や「ニュースステーション」報道デスク、ニューヨーク特派員などを務めた。
政治や外交に詳しく、テレ朝の番組「やじうまプラス」「ワイド!スクランブル」「スーパーJチャンネル」などにコメンテーターとして出演した。著書に「戦場記者の10年」など。近年は新潟日報の客員論説委員を務め、同紙でコラムを執筆していた。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
- 【視点】
ご健筆でしたが…残念です。昨年末にランチをご一緒したばかりでした。 川村さんは政治記者でもありました。最初にお目にかかったのは2001年に小泉政権ができた頃。巨額の機密費流用が発覚した外務省に田中真紀子外相が乗り込んで官僚と対立し大騒動