「宇宙港」構想の米社が破産申請 大分空港活用で協定、県は「注視」

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村上伸一 白石昌幸
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 米国メディアによると、大分県と協定を締結して大分空港(大分県国東市)から「水平型ロケット」の打ち上げを計画している米ヴァージン・オービット社は4日、日本の民事再生法に相当する米連邦破産法11条の適用を米の裁判所に申請した、と発表した。今後は再建に必要な資産を保全しながら、事業の買い手を探すなどとしている。

 同社は1月、英国の空港から離陸した航空機に装着された水平型ロケットにより、人工衛星を打ち上げたが、軌道に乗せることに失敗。その後は資金繰りが悪化し、3月には大幅な人員削減を発表していた。

 昨年5月には、同社幹部が県…

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