ISSから帰還の若田さん会見 初の船外活動は「全く違った臨場感」
玉木祥子
国際宇宙ステーション(ISS)に約5カ月間滞在し、日本人飛行士として最多の5度目の宇宙飛行から帰還した若田光一さん(59)が5日、オンラインで記者会見を開いた。2度の船外活動を経験し、「宇宙船内から見た地球の光景とは全く違った臨場感だった」と振り返った。
若田さんは昨年10月からISSに滞在。新型太陽電池の台の取り付けの船外活動などに取り組み、今年3月に地球に帰還した。
現在、米テキサス州ヒューストンにある米航空宇宙局(NASA)のジョンソン宇宙センターでリハビリ訓練を受けている。年齢による体への負担について「体感はこれまでと変わらない。食生活、睡眠、運動をきちんとこなしてきたことで健康は維持できたと感じている」と話した。
昨年12月には、ロシアのソ…