DV、痴漢被害に「周囲の人も声がけを」 プロバスケチーム呼びかけ
大山稜
女性をターゲットにした犯罪への防犯意識を高めてもらおうと、東京都大田区を拠点に活動する女子プロバスケットボールチーム「東京羽田ヴィッキーズ」の選手たちが5日、警視庁が主催する被害防止キャンペーンに参加した。
キャンペーンはJR蒲田駅前(同区)であり、選手たちはDVや痴漢の被害への対処法が載ったチラシを蒲田署員とともに通行人に配布。電車内での痴漢被害を周囲に伝えることなどができるスマホ用アプリ「デジポリス」の活用などを呼びかけた。星沢真選手(27)は「女性の問題として被害者が声をあげるだけでなく、周囲の人が気づいて声をかけることも重要」と話した。
同署管内では、昨年1年間でDV・ストーカーの被害相談が137件、電車内での痴漢の摘発が8件あった。木村和弘・生活安全課長は「被害に遭ってしまった場合は、一人で悩まずに警察に相談してほしい」と呼びかけた。(大山稜)
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