藤井竜王、名人戦先勝の夜も「考えすぎてしまって…」 一夜明け詳報
将棋の第81期将棋名人戦七番勝負第1局(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、藤田観光協力)は5、6の両日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で指され、挑戦者の藤井聡太竜王(20)=王位、叡王、棋王、王将、棋聖と合わせ六冠=が渡辺明名人(38)に勝ち、シリーズ成績を1勝0敗とした。多くの棋士が「難解な変化が続出」と感嘆した大熱戦から一夜明け、勝者の藤井竜王に主催紙記者がインタビューした。
一問一答は以下の通り。
――昨夜、感想戦が終わって11時ぐらいに部屋に戻られたと思うが、その後、部屋ではどう過ごされましたか。
「まあ、しばらく対局のことを振り返って、その後にお風呂に入ったりしてという感じでした」
――振り返ってというのはパソコンで? それとも、頭の中で?
「昨日は特にパソコンは使わずに、頭の中で考えていました」
――どのあたりが昨日の勝負のポイントだったと思いますか。
名人戦で渡辺名人に先勝した藤井竜王。一夜明けてのインタビューでは、対局のポイントはもちろん、いつもの朝の意外な一面も明かしてくれました。
「うーん……。常に、なんと…
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