アニメの「聖地めぐり」やドラマを成長の柱に 経団連「本気」の提言
青田秀樹
経団連は7日、アニメやゲーム、映画などのコンテンツ産業を日本の成長を引っ張る産業の柱のひとつとし、政府も力を入れるよう求める提言をまとめた。韓国などは国を挙げてコンテンツ産業を育てている。提言は、サブカルチャーも強みとして日本が築いた地位が奪われかねないと危機感をあらわにしている。
提言が対象分野としたのは他に、漫画やドラマ、音楽など。今は海外で5兆円程度とみられる日本発のコンテンツのビジネスを、10年ほどで3~4倍に伸ばすことを目標に掲げた。コンテンツ産業で日本ファンを増やせば、地政学リスクを減らすことにもつながるとして、戦略的な施策の展開を訴えた。
具体的には、「コンテンツ庁…