「持ち帰るには重くて」 川に教科書を捨てた疑い、少年を書類送検
河野光汰 華野優気
高校で使っていた教科書6・5キロ分を川に投げ捨てたとして、大阪府警が7日、府内の大学2年生の少年(19)を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで書類送検したことが、捜査関係者への取材でわかった。当時高校3年生だった少年が教科書を捨てる様子を映した動画がSNSに投稿され、府警が捜査していた。
捜査関係者によると、少年は昨年2月2日、同府大東市深野2丁目で、複数の教科書を寝屋川に捨てた疑いがある。SNSに投稿された動画には、少年が川にかかる橋に立ち、「使ったことないです、こんなん」と言いながら、教科書を手に取り、数回に分けて川に投げ捨てる様子が映っていた。
府警がこの動画を確認し、少年を特定した。少年は送検前の取り調べに「学校で不要になった教科書を持ち帰ることになったが、重かったので途中で捨てた」と説明。現場には少年の同級生が複数いて、いずれかが撮影し、SNSに投稿したとみられる。(河野光汰、華野優気)
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