愛知・豊田の山林にツキノワグマ 農作業の男性が撮影

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 愛知県豊田市は8日、同市大沼町蔵廻(くらばさ)の山林で、ツキノワグマが目撃されたと発表した。市によると、市内でツキノワグマと確認された目撃情報は2021年7月以来、約1年8カ月ぶり。

 市環境政策課によると、同日午後2時50分ごろ、近くに住む男性が農作業中に休憩していたところ、山林にツキノワグマがいるのに気づき、写真を撮影して市に連絡した。体長1メートル前後とみられる。

 現場は民家が数軒ある集落から100メートルほどの場所。県警や地元猟友会などが周辺を確認したが、足跡などの痕跡は見つからなかったという。市は近隣住民や学校などに注意を呼びかけている。

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2023年4月9日8時6分 投稿
    【視点】

    豊田市というのはあの世界的自動車メーカーの企業城下町。中心部にはグランパスのメーンスタジアムもあります。ですが1959年から市名をそのままに周辺町村と合併を重ねてどんどん大きくなり、今では愛知県で一番広い市町村で、北の岐阜県との境まで広がる

    …続きを読む