25歳「最年少議員」が各地で誕生 「若者に何ができる」言われても
9日に投開票された道府県議選と政令指定市議選で、被選挙権を得たばかりの25歳の議員が各地で誕生した。若い世代の政治参加や議員のなり手不足が課題となる中、「最年少議員」は同世代の声を政治に反映させたいと意気込んだ。
投開票から一夜明けた10日朝、さいたま市議選で初当選した維新新顔の堀川友良氏(25)は、市内の駅頭で「ありがとうございました」と感謝のあいさつを重ねた。「若さと元気を期待されたと感じる。地べたをはいつくばって、日常の困り事など市政課題を集め、解決していきたい」と話した。
中学2年の時、介護施設で祖母が食べ物をのどに詰まらせて事故死したことを機に、介護などの社会問題を改善できないか考えるようになり、政治を志したという。大学卒業後、民間企業勤務を経て維新の候補者募集に応募した。今後は、コロナ禍以降に増えたとされる子どもの自殺対策に特に取り組みたいという。
相模原市議に当選した自民新顔の西田悠人氏(25)は10日朝、「相模原のために活動できるスタートラインにようやく立てた。その責任も強く感じています」と話した。
地域の人から「相模原を盛り…
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