「結婚前提の制度、見直し議論」 経済同友会の新浪剛史・新代表幹事

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青田秀樹
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 経済同友会の代表幹事に就く新浪剛史サントリーホールディングス社長(64)が、結婚を前提にした社会制度の見直しを議論していく考えを示した。多様化する価値観と制度とのギャップを埋めるべきだとの主張だ。政策提言役を自負する同友会で「いま議論しなければならない」と訴えた。

 新浪氏は27日、同友会の総会を経て代表幹事に就任する予定。通常は2期4年となる任期のスタートを前に、報道各社のインタビューに応じた。

 新浪氏は、デジタル化が進む社会での人への投資や人材の流動化・活性化▽ヘルスケアやエンターテインメント産業への注力などとともに、少子化対策働き方改革にもつながる「多様性や公平性、包摂性のある社会づくり」を大きな課題として掲げた。

 そのうえで、岸田政権が取り…

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