統一選大敗の大阪自民 党本部から突然の「抜本改革」に飛び交う臆測
添田樹紀 菅原普
大阪府知事、大阪市長のダブル選や府議、大阪市議選で大敗した自民党大阪府連が大きな曲がり角を迎えている。再選された議員らは立て直しを模索し始めたが、その矢先に党本部が突如、「抜本的な改革」を行うと表明。党本部「直轄」の組織案など様々な臆測が飛び交い、府連関係者には戸惑いが広がっている。
自民は今月のダブル選で、大阪市議団幹事長も務めた北野妙子氏(離党)を含め、自主支援に回った候補がいずれも大阪維新の会の公認候補に大差をつけられて落選。また議員選の当選者も府議選で7人(前回14人)、市議選で11人(同17人)と軒並み議席を減らし、両議会とも維新による単独過半数を許した。
この結果を受け、府連は近く会合を開き、宗清皇一府連会長(衆院議員)の進退も含めて、新たな役員人事を協議する見通しだ。
選挙後、府市両議員団の幹部…

統一地方選挙・衆参補選2023年
ニュースや連載、候補者など選挙情報を多角的にお伝えします。[もっと見る]