「ニュース女子」制作会社の上告棄却 賠償と謝罪文掲載が確定

遠藤隆史
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 沖縄県米軍基地反対運動を取り上げた番組「ニュース女子」で名誉を傷つけられたとして、人権団体「のりこえねっと」共同代表・辛淑玉(シンスゴ)さんが、制作会社のDHCテレビジョン(現・虎ノ門テレビ)などに1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第二小法廷(岡村和美裁判長)は同社側の上告を棄却した。26日付の決定で、上告理由として認められる憲法違反などがないと判断した。同社に550万円の支払いと謝罪文のネット掲載を命じた一、二審判決が確定した。

 番組は、東京メトロポリタンテレビジョン(MX)が2017年に放送した。一審は、番組が「暴力や犯罪行為もいとわない者らによる反対運動を、辛さんが経済的に支援し、あおっている」内容だったと認定。その上で、実際に運動をあおる目的があったとは認められず、十分な裏付け取材もなかったとして、番組が辛さんの名誉を傷つけたと認めた。二審もこの判断を支持した。

 番組の司会を務めた東京新聞元論説副主幹の長谷川幸洋さんへの賠償請求は、一、二審ともに認めなかった。遠藤隆史

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