スープストックの無料離乳食は子ども優遇?ネットで議論、会社が声明
スープ専門店「スープストックトーキョー」が4月25日から離乳食の無料提供を始めると発表したところ、子ども連れへの対応をめぐってネット上で議論になった。これを受け、同社は27日までに声明を発表。子ども連れが外食をためらわぬように始めたとし、「特定のお客様だけを優遇するような考えはない」と表明した。
同社は今月18日、生後9~11カ月の赤ちゃんを対象に、ほぼ全店舗で離乳食の無料提供を始めると発表した。離乳食の無料提供はそれまで一部の店舗で行っていたが、好評だったためサービスを広げた。離乳食はミネストローネやシチューなど3種類から一つ選ぶことができ、メニューは時期によって変わるという。
発表を受け、ツイッターではさまざまな意見がつぶやかれた。「素晴らしい取り組み」と称賛する声があった一方、「子どもを優先する店には行きたくない」「おひとり様を大事にしないのか」などと否定的な意見も出た。
こういった議論を受け、同社は声明を発表。離乳食の無料提供は「小さなお子様連れという理由で、外食店での飲食をためらう方の助けになればと始めた」と説明した上で、今回の反響について「私たちはお客様を年齢や性別、お子さま連れかどうかで区別をし、ある特定のお客様だけを優遇するような考えはありません」とした。(益田暢子)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら