京都の「レボ」、愛知に航空エコ燃料の新工場 世界初の技術生かす

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吉田貴司
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 使用済み食用油の燃料化を手がける「レボインターナショナル」(京都市伏見区)は、愛知県田原市に「持続可能な航空燃料(SAF)」を生産する工場をつくると発表した。新工場は小型の設備によって生産コストを抑えることができるという。まずは実験的に生産し、うまくいけば、他の地域にも広げたい考えだ。

 レボインターナショナルは、食用油を引き取って燃料にする技術に強みをもっている。廃食油から毎日30キロリットルのバイオディーゼル燃料をつくることができる。原料に用いる廃食油は広い範囲から集めるため、なるべく輸送コストを抑えられるかがかぎをにぎる。

 同社はコスモ石油やプラント…

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