親子3人で3年越しのヘアドネーション きっかけは長男のひとこと
有元愛美子
さいたま市大宮区の親子3人が髪をのばし、病気の治療などで悩む人に提供する「ヘアドネーション」に挑戦し、3年かけて実現した。小学5年の大沢寛太さん(10)、姉で高校1年のひと美さん(16)、母親の和香子さん(45)。寄付した髪は、大阪市のNPO法人を通じて医療用ウィッグ(かつら)になり、未成年の子どもの元にわたる予定だ。
きっかけは、人気ゲームのキャラクターに憧れていた寛太さんの一言だった。
「髪を腰までのばしたい」
和香子さんは驚き、学校で嫌…
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- 【視点】
以前取材した、脳腫瘍を患っていた女の子を思い出しました。抗がん剤治療で髪が抜けた彼女に、フラダンスの仲間が髪を切ってヘアドネーションをし、ウイッグを作り、それをかぶって彼女はステージに立った。そんなエピソードを記事にさせてもらいました。ウ
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