黒柳徹子さんら500人、笑顔でお別れ 写真家田沼武能さん追悼会
古沢孝樹
戦後を代表する写真家で、昨年6月に93歳で亡くなった田沼武能(たけよし)さんの足跡をたどり追悼する「一写入魂の会」が5月31日、東京・恵比寿のザ・ガーデンホールで開かれた。
妻の敦子さんやユニセフ親善大使の黒柳徹子さんら関係者約500人が出席。世界の子どもたちの姿を撮影し続けた田沼さんの言動について、長く親交のあった黒柳さんがユーモアたっぷりに紹介すると、会場は笑いに包まれた。
写真家として初の文化勲章を2019年に受章するなど70年に及ぶ写真家歴を紹介する映像が流され、会場に用意された等身大のパネルと記念写真を撮影する人の姿もあった。
この日の会場に隣接する東京都写真美術館では6月2日~7月30日、田沼さんの写真展「人間讃歌(さんか)」も開催される。(古沢孝樹)
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