宇野昌磨の好み「年月かけて分かった」 衣装デザイナーが選んだ2着

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岩佐友
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 フィギュアスケートの世界選手権で2連覇した宇野昌磨を衣装の面から支えてきたデザイナーがいる。カナダ出身のマシュー・キャロンさん(42)だ。3月末から4月上旬に全国3カ所で行われたアイスショー「スターズ・オン・アイス」のオープニングやフィナーレの衣装を担当するため、初来日。宇野との思い出を振り返りながら、衣装作りのやりがいを語ってくれた。

宇野昌磨の衣装デザインを手がけるマシュー・キャロンさんのインタビューを2回に分けてお届けします。前編では、キャロンさんが特にお気に入りの衣装を二つ紹介してくれました。

 元々はボールルームダンス(社交ダンス)の衣装を作っていたキャロンさん。カナダの女子スケーターがそのデザインを見て興味を示してくれたのが、フィギュアスケートに関わるきっかけだったという。

 アイスダンスの名コーチ、マリーフランス・デュブレイユさんから依頼を受け、2015年から本格的にフィギュアスケート選手の衣装を手がけるようになった。

 宇野との出会いは、18年平昌五輪の後だ。カナダ・モントリオールで合宿していた宇野サイドから衣装デザインのオファーを受けた。

 これまで5年間にわたって宇野の衣装を手がけてきた。とりわけ思い入れの強いものが二つある。

 一つは昨年、北京五輪のショ…

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