JR西の年収、最大220万円アップ 社会人採用の初年度、7月から

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 JR西日本は31日、今年7月以降に入社する社会人採用の社員の給料を、最大で年220万円程度引き上げると発表した。昨年度、同社に入社した正社員の約半数は社会人経験者で、新卒と並ぶ採用の柱となっている。ただ、獲得競争は激しさを増しており、待遇改善で人材の確保を進める。

 これまでは、大卒で社会人経験が10~30年ある京阪神地区勤務の社員の場合、入社初年度の年収は340万円程度だった。今後は社会人経験が10年であれば120万円程度、20年なら200万円程度、30年は220万円程度、増やすという。30年の人の年収は、これまでより6割超多い560万円程度になる計算だ。

 引き上げ額は勤務地などによっても変わる。すでに入社した社会人採用の社員の一部については、同社の担当者は「必要な措置を検討する」としている。

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