人間国宝・加藤孝造さんの追悼式 7月31日、岐阜県多治見市で

 4月に88歳で死去した人間国宝陶芸家加藤孝造さんの追悼式が7月31日午後2時から、岐阜県多治見市十九田町2の8のバロー文化ホール(市文化会館)で開かれる。

 多治見、瑞浪、可児の3市と美濃陶芸協会の公葬となる。5月31日、事務局の多治見市が発表した。

 市によると、追悼式は宗教的儀式を伴わず、約3千人に案内状を送るほか、一般参列者も受け付ける。香典、供花などは辞退し、会場に献花用の花を用意する。受付は午後1時から。市内の星ケ台運動公園に一般向けの駐車場を設ける。無料シャトルバスも運行する。

 多治見市は公葬費用として898万円を見込む。このうち参列者の送迎費などを除く共同開催分の費用は3等分し、瑞浪市可児市が270万円ずつ負担する。さらに3市がそれぞれ、遺族への弔慰金を準備している。

 加藤さんは瑞浪市出身。多治見市に在住し、可児市に設けた陶房に通って作陶を続けたため、3市の名誉市民になった。多治見市の高木貴行市長は「市や陶芸界への貢献を公葬として表し、市民とも悲しみを共有したい」と話した。

 公葬は、多治見市では多治見商工会議所会頭などを務めて2015年に死去した坂崎重雄氏以来。瑞浪市では01年に死去した安達学園創立者の安達壽雄氏以来。可児市では1985年に死去した陶芸家で人間国宝の荒川豊蔵氏以来となる。

 問い合わせは多治見市総務課(0572・22・1409)へ。

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