兵士の遺体保管設備か、ロシアが巨大な施設建設 ウクライナ国防省

ウクライナ情勢

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 ウクライナ国防省情報総局は5月31日、ロシア南西部のクルスクとロストフナドヌーで、ロシアが兵士の遺体の保管などをする大規模な施設を建設していると発表した。インタファクス・ウクライナ通信が伝えた。

 同省の報告書によると、施設はそれぞれ4千平方メートル以上の広さがあり、遺体を調べる場所や、約1千遺体を収容する冷凍設備、棺など葬儀用品の倉庫、弔いのためのホールなどを備えているという。

 建設費は6億~8億ルーブル(約10億~約14億円)以上で、冷凍設備は10億ルーブル以上になるとみられるという。

 同省は、「プーチン政権は兵士を死のコンベヤーに送っているが、死者の流れに対処できていないことを裏付けている」として、ロシア側の損失の大きさを示すものだと指摘した。

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