イスラエル軍が2日夜から3日にかけ、パレスチナ自治区ガザ地区を空爆した。イスラエルに拘束されていた武装組織イスラム聖戦の指導者がハンガーストライキの末、死亡。報復でガザ地区からロケット弾が発射されたことを受けた、さらなる対抗措置という。パレスチナメディアは3日朝、イスラエルとガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスなどとの間で停戦が成立した、と伝えた。
イスラエルメディアは、軍の広報担当者の話として、3日朝までガザ地区からは計100発以上のロケット弾などがイスラエル領内に向けて発射された、と伝えた。多くは防空システムで撃墜されるなどしたが、救急隊によると、南部の都市で3人の外国籍の労働者が負傷した。うち1人は深刻なけがを負った。イスラエル軍はハマスの軍事関連施設などを攻撃。パレスチナメディアによると、ガザ地区では1人が死亡、5人が負傷したという。
AP通信によると、ハンストをして死亡したのはイスラム聖戦の指導者ハダル・アドナン氏。同氏はパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区で2月、テロに関与した容疑などでイスラエル当局に身柄を拘束されていた。
繰り返したハンスト、今回は…
イスラエル当局は令状などの…