モスクワ中心部のクレムリンが3日未明、ドローン(無人機)による攻撃を受けました。ロシア政府はプーチン大統領の殺害を狙ったウクライナによる攻撃だと発表しましたが、ウクライナ側は関与を否定しています。どのような背景が考えられるのでしょうか。防衛研究所防衛政策研究室長の高橋杉雄さんに聞きました。
――クレムリンへの攻撃に衝撃が広がっています。
現時点で考えられる可能性は二つある。ウクライナ軍の攻撃か、ロシアによる偽旗作戦(攻撃を受けたと見せかけて危機を演出する行為)かだ。
前者の場合、ロシア本土を攻…

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