長野・霧ケ峰高原で9ヘクタールが焼失 別荘地の189人が一時避難
4日午後1時40分ごろ、長野県茅野市の霧ケ峰高原で煙が見えると119番通報があった。県警などによると、ガボッチョと呼ばれる山の山頂付近で下草が燃え、5日午前6時55分に鎮圧した。人や建物への被害はなかったが、少なくとも約9ヘクタールの草原が焼失したとみられる。県警が出火原因を調べている。
この火災で茅野市は4日午後5時、「緑の村別荘地」と「車山高原別荘地」の合わせて144世帯、239人に避難指示を出したが、5日午前7時に解除した。地元の小学校と中学校の体育館にそれぞれ避難所が開設され、一時は計71世帯、189人が避難したという。長野県知事は5日午前2時、国に自衛隊の派遣を要請。早朝の1時間20分ほどの間、自衛隊のヘリコプターが空から散水し消火活動をした。
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