法務省HPにサイバー攻撃か アノニマスが入管法改正案に抗議?

田内康介
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 法務省のホームページが8日夜から9日にかけて閲覧しにくい状態が続いた。国際的ハッカー集団「アノニマス」を名乗るアカウントが、SNS上で日本の難民政策を非難する投稿をしており、同省はサイバー攻撃を受けた可能性を含めて原因を調べている。

 法務省によると、同省や出入国在留管理庁などのサイトが8日夜から閲覧しにくい状態となった。アノニマスとみられるアカウントは9日未明、「私たちは非人道的な行為に反対し、日本政府に警告する」「難民を守れ」などと投稿した。

 9日は終日にわたって不安定な状態が続き、同省は大量のアクセスで重い負荷をかける「DDoS攻撃」の可能性もあるとみて調べている。

 今国会では不法残留する外国人らの強制送還難民申請中でも可能にする入管難民法改正案が審議中で、9日午後に衆院本会議で可決された。(田内康介)

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