ポケモンと一緒に遊べる? キャラクターのイシツブテ、公園の遊具に
人気ゲーム「ポケットモンスター(ポケモン)」のキャラクターが遊具になって現れた。岩手の名前にちなみ、「いわ」タイプのポケモンをデザインした遊具が並ぶ公園が4月28日、道の駅いわて北三陸(岩手県久慈市)の敷地内にできた。
県は2019年、株式会社ポケモンと観光や復興支援などを目的とした連携協定を結んだ。その際に、「岩」に「手」がある見た目が岩手を象徴しているとして、ポケモンキャラクター「イシツブテ」が県の応援ポケモンに就任した。
こうした縁があり、ポケモン社は昨年12月、市に遊具6点を寄贈。市は、広さ1千平方メートルの敷地に「イシツブテ公園」を整備した。
イシツブテの両腕に乗る形のシーソーや、イシツブテが支えるブランコ、大蛇のようなキャラクター「イワーク」の身体をロッククライミングのように登っては滑る遊具などが並ぶ。
開園式でポケモン社のチーフ・クリエイティブ・フェロー増田順一さんは「素晴らしい公園ができて、イシツブテもびっくりしている。日本中、世界中の『イシツブテトレーナー』に来てほしい」と話した。
開園式の後、近くの市立平山小の全校児童34人が歓声を上げながら遊び初めをした。4年生の夘城李仁(うじょうりひと)さんは「大好きなポケモンたちと一緒に遊べているみたい」と笑顔を見せた。(西晃奈)
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