入学まもなく絶たれた自動車整備士の夢 東北道事故で死亡の留学生

三井新
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 宮城県栗原市東北道で、停車中のバスに大型トラックが追突し、バスの運転手ら3人が死亡した。

 3人のうち乗客のネパール国籍の男性が通っていた自動車整備専門学校「花壇自動車大学校」(仙台市青葉区)の阿部博事務長(65)が朝日新聞の取材に応じ、「とにかくかわいそうとしか言いようがない」と悔やんだ。

 阿部事務長によると、死亡した男性は国家資格である自動車整備士になることを目指し、今年4月に入学したばかりの1年生だった。

 私費留学のため学校に通いながら働いており、午後4時までの授業を終えた後にアルバイトへ出かけ、翌朝までに帰ってくるという生活だったとみられるという。ただ、具体的な仕事内容や勤務地までは「把握していない」とした。

 阿部事務長は「せっかく入学してこれから自動車の整備技術を高めていくはずだったのに。どういう状況で亡くなったのか知りたい」。

 17日はほかにも欠席の学生がおり、事故に遭ったバスに乗っていた学生が複数いた可能性があるとして確認を進めているという。(三井新)

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