バイデン米大統領、平和記念資料館訪問へ 現職米大統領2人目

清宮涼
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 米ホワイトハウスは17日、主要7カ国首脳会議G7サミット)のために訪日するバイデン大統領が、19日に広島市平和記念資料館を訪問すると発表した。現職の米大統領としては2人目の訪問となる。他のG7首脳とともに、原爆の犠牲者に献花する予定だ。

 バイデン氏は、19~21日に開かれるG7サミット出席のために18日午後に来日し、岸田文雄首相との会談に臨む。

 バイデン氏の広島平和記念公園への訪問をめぐり、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は記者団に対し、「二国間の行事ではない」として、バイデン氏による声明などは出さないと説明した。米国として、原爆投下をめぐる謝罪はしない、との考えも改めて示した。

 2016年にはオバマ大統領(当時)が現職米大統領として初めて広島を訪問。オバマ氏は「核なき世界」への決意を示す演説をしたほか、平和記念資料館に約10分滞在した。今回のバイデン氏の資料館への訪問にも注目が集まっている。清宮涼

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