広島G7に招かれたチン首相、米大使が語るベトナム戦争後の米越関係

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ワシントン=牧野愛博
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 19日から広島で開かれる主要7カ国首脳会議G7サミット)に、ベトナムのファム・ミン・チン首相や韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領ら8カ国の首脳が招待されました。日韓両国の米国大使館に勤務した、米国のマーク・ナッパー駐ベトナム大使は、1975年のベトナム戦争終結後、半世紀近くにわたる米国の戦後処理について語りました。

 ――米国はベトナムの人々の感情を和らげるために、どのような努力をしてきたのですか。

 戦争が残した様々な問題に対応してきました。米国とベトナムは95年に国交正常化しましたが、終戦から数年後には、米国はベトナムと行方不明の米国軍人の数を把握する問題について話し合いを始めました。その努力は今日も続いています。米国は、ベトナム政府の支援に非常に感謝しています。

 資料との突き合わせやDNA…

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