バイデン氏がゼレンスキー氏と会談、支援強調 F16供与で戦局は?

有料記事

清宮涼 ワシントン=下司佳代子
[PR]

 バイデン米大統領が21日、主要7カ国(G7)サミットにあわせて来日したウクライナゼレンスキー大統領と広島市内で会談した。米政権は侵攻の長期化も見据え、欧州からウクライナへの米F16戦闘機の提供を認める方針に転じ、今回のG7で欧州首脳らに伝達している。バイデン氏はゼレンスキー氏にも、支援を続ける意思を強調した。

 「米国はウクライナが回復し、再建するのを支援し続ける。G7とともに我々はウクライナを支援しており、どこにも行かない」。バイデン氏はゼレンスキー氏との会談の冒頭でそう言明した。米国は、高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」用の弾薬や対戦車兵器、装甲車両など3億7500万ドル(約517億円)の軍事支援も発表した。ゼレンスキー氏は、米国の支援に謝意を伝えた。

 両氏の対面での会談は、バイデン氏が2月にキーウを電撃訪問して以来となる。ウクライナがロシアに対する抗戦を続ける上で、最大の支援国である米国の動向は決定的に重要だが、侵攻が長引くなか、米国内では支援の継続に懐疑的な声も根強い。ゼレンスキー氏は、さらなる軍事支援の必要性をバイデン氏に直接、訴えたとみられる。

F16を一転供与、背景は?

 バイデン氏は会談で、F16…

この記事は有料記事です。残り804文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

G7広島サミット

G7広島サミット

日本や米国など主要7か国の首脳が広島に集い、意見を交わします。G7を知れば世界がわかる。あなたの知識をクイズで腕試し![もっと見る]