自民、現職5人含む7人落選 東京・足立区議選 「第1党」も公明に

自民公明

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 東京都足立区議選(定数45)が21日投開票され、最大会派の自民党が、候補19人のうち現職5人を含む7人落選という結果となった。政党別では、自民に代わり、現有13議席を維持した公明党が最多となった。投票率は42・79%(前回42・89%)だった。

 64人が立候補する激戦だった。確定開票結果によると、政党別の当選者数は、公明13、自民12、共産党6、立憲民主党3、日本維新の会3、国民民主党1、れいわ新選組1、参政党1、都民ファーストの会1、無所属4。維新は当選者3人全員が新顔で、うち2人は上位当選だった。

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    岩尾真宏
    (朝日新聞名古屋報道センター次長)
    2023年5月22日10時54分 投稿
    【視点】

    選挙には地域特有の事情もあるため、結果だけをみて、あれこれと分析しても見えない部分もあります。ただ、足立区議選の投開票当日の21日まで、広島で主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開催されていました。岸田政権にとっては外交をはじめとした政権の

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    前田直人
    (朝日新聞デジタル事業担当補佐)
    2023年5月22日10時56分 投稿
    【視点】

    早期の衆院解散がとりざたされているなか、各党の地力が測りやすい都市部の選挙戦として、この足立区議選に注目していました。統一地方選・衆参統一補選でみられた傾向が、ここでも表れましたね。それは、自民党と公明党、共産党という伝統的組織政党が、前回

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