展望層はミュージアム、飲食スペース広く 神戸ポートタワーが改装へ

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森直由
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 2024年春にリニューアルオープンする神戸ポートタワー神戸市)の、新たな姿が少しずつ明らかになってきた。タワーを管理する神戸ウォーターフロント開発機構(同)が改修後のイメージを発表。飲食スペースを広げて、民間のアイデアを大幅に取り入れる。市はタワーを中心とした湾岸エリアの再開発を進め、集客増を狙う。

 タワーは高さ108メートル。屋上の下にあたる高さ75~90メートル付近に、展望層として5フロアがある。地上には4フロアの低層部があり、両者をエレベーターが結ぶ構造だ。神戸市は20年12月、タワーを改修し、展望層の屋上部分に「展望歩廊」を新設し開放することなどを発表していた。

 機構などは今回、展望層の5階部分を光をテーマにした作品を展示する「光のミュージアム」にすると発表した。改修前は窓際に望遠鏡を置いた展望室だった。

 床がゆっくりと360度回る「回転フロア」として知られる展望層3階は、「メリーゴーラウンド・カフェ&バー」としてオープンする。ミュージアムの作品やカフェ&バーについて、詳細は明らかになっていない。

 低層部3、4階には、県内の…

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