「ペンタゴン（米国防総省）付近で爆発」という誤った情報が22日、SNSのツイッターなどを通じてネット上で拡散した。米国防総省がある米バージニア州の地元消防などが爆発は起きていないと否定したが、ニューヨーク金融市場が一時、混乱する騒ぎとなった。

　米メディアなどによると、22日午前10時すぎ、米ブルームバーグ通信に似せたアカウントがツイートした情報が発端になったとみられる。煙の上がる画像も一緒にツイートされ、一気に拡散した。

　画像は人工知能（AI）が作成したという指摘もあるが、詳細は不明だ。地元消防はツイッターで、「ペンタゴンや付近で爆発や事件は起きていない」とツイート内容を否定した。

　ブルームバーグ通信に似せた…