トランプ氏に追加で14億円の賠償要求 勝訴した相手、名誉毀損で

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ニューヨーク=遠田寛生
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 性的暴行の被害と名誉毀損(きそん)が認められ、トランプ前大統領から約500万ドル(約6億9500万円)の損害賠償支払いを勝ち取ったジーン・キャロル氏(79)が22日、評決後にまた名誉を傷つけられたとして、追加の申し立てを行った。トランプ氏を相手取った別の訴訟に加える形で、最低でも1千万ドル(約13億9千万円)の賠償金などを求めている。

 元雑誌コラムニストのキャロル氏は今月9日に勝訴した民事訴訟とは別に、トランプ氏が大統領だった2019年にも名誉毀損(きそん)で提訴していた。こちらは係争中で、評決は出ていない。

 原告側がニューヨークの裁判所に提出した文書によると、問題視したのは500万ドルの支払いが命じられた翌日のトランプ氏の言動だった。

「でっちあげ」「頭のおかしい人」などと主張

 ニューハンプシャー州で行わ…

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