青森の居酒屋に突然の低評価レビュー その前、男からの電話が

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三井新 中野浩至
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 青森市内で、県庁の向かいという好立地にある、こぢんまりした個人経営の居酒屋

 「お客さんに青森の旬の食材を楽しんでもらいたい」。店主の桜庭康さん(35)がそんな気持ちで2019年末から始めた、15席程度の店だ。売りは、県産のホタテや牛肉など地元の食材をふんだんに使った料理。コロナ禍にあっても評判は広がり、常連客も得た。グーグルレビューのほとんどが満点の「5」だった。

 店に異変が起きたのは、今年に入ってからだ。グーグルレビューに、なぜか低評価が数回ついた。桜庭さんは「すべての評価が高すぎる方があやしい」と、気にしないようにしていた。

「レビューの評価を上げるサービスを…」

 だが、4月中旬ごろから、ある男性から店舗に頻繁に電話がかかってくるようになった。

 「レビューを担当している」…

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