自民議員が異例の10分間「独演」で国交省を痛烈批判 人事介入問題

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笹山大志
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 国土交通省OBによる民間企業への人事介入問題をめぐり、25日の参院国土交通委員会では、質問に立った与党議員2人がいずれも、持ち時間の全てをこの問題の質疑に充てた。これまでは、質問するのは野党議員が多かった。

 なかでも異例だったのは、自民党の大野泰正議員。持ち時間の10分間、答弁は求めず、「質問」に全て使った「独演」で国交省の対応を批判。終始、原稿を読み上げることなく、思いをぶつけた。

 委員会には斉藤鉄夫国交相のほか、企業に省OBの社長就任を要求した元次官と会食していた現役の国交省航空局長ら国交省幹部も出席した。

 委員会質疑では一般的には…

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