ずらり並んだ全員男性の理学部長 国立10大学、女子学生増加へ声明
狩野浩平 高浜行人
女子学生の割合が20%台と低い理学部の状況を改善しようと、東京大や大阪大など国立10大学の理学部長らが25日、「性別や国籍にかかわらず安心して学べる環境を作る」との声明を出した。理学部で学ぶ女性たちの姿などを伝えるポータルサイトを合同で立ち上げ、情報発信に努めていくという。
10大学はほかに、北海道大、東北大、筑波大、東工大、名古屋大、京都大、広島大、九州大。この日は10人の理学部長らが大阪府内に集まり、会見を開いた。