マイナンバーカードに関連して公金受取口座の誤登録などが相次いでいる問題で、岸田文雄首相が25日、河野太郎デジタル相に対し、厚生労働省や総務省などの関係省庁と連携して、全てのデータやシステムを再点検するなどの対策を講じるよう指示した。
松野博一官房長官が26日午前の会見で明らかにした。データをさかのぼって点検するほか、マニュアルを周知して再発を防ぐという。新たな誤登録が疑われる情報は担当省庁が共有して対応し、国民に必要な情報を伝えるという。松野氏は「個人情報の保護に関する国民の信頼を損なう重大な事案で、国民に不安を与えたことについて、早急に対策を講じる必要がある」と強調した。
一方、河野太郎デジタル相は…