青木容疑者の父が市議辞職「一身上の都合」 長野立てこもり殺人事件

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 長野県中野市で起きた立てこもり事件で、殺人容疑で逮捕された同市江部の農業、青木政憲容疑者(31)の父で、同市議会議長の青木正道氏(57)が26日、市議を辞職した。市議会事務局によると、事件を受け、「一身上の都合」を理由としているという。

 事務局によると、26日午前、正道氏から辞職願を提出すると連絡があった。

 辞職願は市役所のポストに投函(とうかん)されており、内容を確認後、宮島包義・副議長が辞職を許可したという。

 宮島副議長は「議長という重責を担う立場でありながら、ご家庭のこととはいえ、このような事態を招いたことは誠に残念。議会の代表として深くお詫(わ)び申し上げます」とコメントを出した。

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