独立リーグ火の国サラマンダーズがNPB2軍に参入意向 24年にも

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鷹見正之
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 プロ野球独立リーグ・火の国サラマンダーズの運営会社「KPB Project」(熊本市)は26日、日本野球機構(NPB)が公募する2軍への新規参入球団に応募する意向を明らかにした。7月中旬までに運営費などが確保できれば、2024年からの参入を目指すという。

 火の国サラマンダーズは20年設立。21年に始まった独立リーグ「ヤマエグループ九州アジアリーグ」で2連覇している。

 熊本市内で会見した運営会社の神田康範社長兼ゼネラルマネジャー(GM)は「NPBが新たなチームを受け入れてくれるチャンスが来ることは今後、何十年も起きないかもしれない。参入で注目度が上がり、球団や選手にもメリットがある。新球場建設への機運も盛り上がるのではないか」などと話した。

 新規参入には、数千万円といわれる加入手数料と参加預かり金が必要。本拠のリブワーク藤崎台球場周辺に室内練習場を確保することも課題だ。試合数は140試合前後で独立リーグからほぼ倍増し、人件費や遠征費などの負担が大幅に増すことが予想される。

 神田社長は、参入初年度の年…

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