他国との連携、民間技術の活用…今後10年の「宇宙安保構想案」とは
玉木祥子
内閣府の宇宙政策委員会は26日、政府として初めてとなる宇宙の安全保障の方針「宇宙安全保障構想」の案を明らかにした。他国との連携を強化したり、民間企業の技術を活用したりすることで宇宙の安全保障を維持していくとした。
6月にも宇宙開発戦略本部で決定される見通し。構想は、昨年12月に改定された外交・防衛政策の基本方針「国家安全保障戦略」を受けてまとめられ、今後10年間の指針となる。
案では、人工衛星への攻撃などを監視する米英などによる「連合宇宙運用センター」への参加をめざすほか、ミサイル防衛のために米国との連携を強化する。
また、多数の小型の人工衛星…
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