市和歌山と智弁学園が準決勝へ、大阪桐蔭は敗退 春季近畿大会が開幕
春季近畿地区高校野球大会は27日、大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムで開幕し、1回戦2試合があった。市和歌山が今春の選抜大会準優勝の報徳学園(兵庫)を7―4で下し、智弁学園(奈良)は選抜4強の大阪桐蔭に8―6で勝ち、ともに準決勝に進んだ。
28日は近大付(大阪)―京都国際、金光大阪―近江(滋賀)の1回戦2試合がある。
市和歌山―報徳学園 戦評
◎…市和歌山は二回、藤井の適時三塁打などで2点先制。三回も下位打線からの4連打など打者一巡で5点を奪った。逆方向を狙う打撃で序盤から主導権を握った。報徳学園は六回以降、代わった2投手から4得点したが先頭打者が出た一、二回の逸機が響いた。
智弁学園―大阪桐蔭 戦評
◎…智弁学園は一回、立ち上がりで制球が不安定な相手先発を攻め、池下の2点三塁打などで4点先制。六回には敵失をきっかけに、代打佐坂の適時打などで突き放した。大阪桐蔭は相手を上回る16安打を放ったが、小刻みな継投にかわされ、決め手を欠いた。
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