三つ子のスナドリネコ公開 鳥羽水族館「可愛い姿、見逃さないで」

佐藤孝之
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 鳥羽水族館三重県鳥羽市)は、今春に生まれたスナドリネコの三つ子の一般公開を始めた。母親「パール」の授乳から離乳食に切り替わり、育ち盛り。人になれておらず奥に隠れがちだが、タイミングが良ければじゃれ合う姿が楽しめる。

 オスの「チマ」「プサ」とメスの「メオ」。生息するカンボジアやスリランカベトナムなどでネコを意味する言葉にちなんで命名した。3月25日の誕生時は3匹とも体重が200グラム未満だったが、現在は1300グラム前後。25日から両親と離して公開している。

 飼育担当の三谷伸也さん(56)は「1年足らずで親とほぼ同じ大きさに育つので、今だけの可愛い姿を見逃さないで」と話している。

 スナドリネコは漢字で「漁(すなど)り猫」。水かきがついた前脚で器用に魚を捕るという。国内では同館と神戸市の神戸どうぶつ王国で飼育している。(佐藤孝之)

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