維新の現職・永藤氏やや優勢、野村氏が追う 堺市長選 朝日情勢調査
堺市長選(6月4日投開票)について、朝日新聞社は27、28の両日、電話調査を実施し、取材による情報と合わせて情勢を探った。再選をめざす現職の永藤英機氏(46)がやや優勢で、新顔の野村友昭氏(49)が懸命に追う。
有権者の5割近くが投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性がある。
〈調査方法〉 27、28の両日、コンピューターで無作為に作成した固定電話番号に調査員が電話をかけるRDD方式で、堺市内の有権者を対象に調査した。有権者がいると判明した1500世帯のうち、845人の有効回答を得た。回答率は56%。
永藤氏は大阪維新の会公認で、維新は伸長した4月の統一地方選の勢いを生かしたい構えだ。野村氏は維新市政の評価などを争点に掲げ、自民党や立憲民主党などの地元議員らが支援する。2人は2019年の前回選挙でも争い、永藤氏が約1万4千票差で制した。
投票態度を明らかにした人で…
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