北朝鮮が31日以降に「衛星」打ち上げを予告 岸田首相が対応指示

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 海上保安庁は29日、北朝鮮が31日午前0時から6月11日午前0時までの期間に、黄海、東シナ海フィリピン北部ルソン島の東方面に「衛星ロケット」を打ち上げると予告したと明らかにした。北朝鮮は今月、軍事偵察衛星1号機の「搭載準備が完了した」と報道していた。

 人工衛星の打ち上げは弾道ミサイル発射と技術的に共通しており、国連安保理決議違反となる。

 岸田文雄首相は記者団の取材に応じ、「衛星と称したとしてもこの弾道ミサイル技術を用いた発射は安保理決議違反であり、国民の安全に関わる重大な問題だ」と非難した。「情報収集、監視に全力を挙げるとともに、日米、あるいは日米韓で緊密な連携を図っていきたい」とも述べた。

 日本の領域内への落下にそな…

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