「水の都」のベネチア運河が緑色に 地元当局が原因解明すすめる
「水の都」として知られるイタリア北部のベネチアで、運河の一部が蛍光の緑色に染まり、地元当局が原因を調べている。ANSA通信などが報じた。
地元当局によると、緑色に染まったのは、ベネチアの観光名所リアルト橋付近。環境保護局は、変化した水のサンプルを採取し、色を変えた物質の特定をすすめているという。ベネチアのルカ・ザイア州知事は、原因を解明するため緊急会議を開いたという。
イタリアでは21日、化石燃料の使用に関する政府への抗議として、環境活動家7人が首都ローマの噴水「トレビの泉」に植物性の黒い液体をまくなどの抗議活動を行っていた。
ベネチアの件に関して、この活動家グループの関与の可能性が指摘されているが、活動家グループから声明などは出ていない。
SNSでも複数の投稿があり、「不法に何かが散布されたのではないか」など臆測が飛び交っている。(藤原伸雄)
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