北朝鮮が「衛星」発射通告 偵察用かミサイル向上か、政府は迎撃準備

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鬼原民幸 小野太郎 ソウル=稲田清英
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 北朝鮮が29日、「人工衛星」を31日から6月11日の間に発射すると日本政府に通告した。政府は事実上の弾道ミサイルで、早ければ週内の発射もあるとみている。情報収集を進め、即応体制を整える構えだ。

 29日未明、北朝鮮から海上保安庁に「衛星」の発射計画が送付された。北朝鮮の朝鮮中央通信は昨年12月、完成した軍事偵察衛星の打ち上げ準備を「(今年)4月までに終える」と報じた。4月には、金正恩(キムジョンウン)総書記が「計画した期日内の打ち上げ」を指示したとも伝えていた。

 浜田靖一防衛相は先月22日、自衛隊に破壊措置準備命令を発出。直近3回の衛星と称したミサイル発射がいずれも北朝鮮から南方向への発射だったため、迎撃部隊を沖縄県に展開した。政府はミサイル燃料の搬入状況などを分析し、今月初旬には「いつ発射があってもおかしくない」と警戒を強めていた。ただ、動きがなく「(北朝鮮側に)技術的な問題が生じているのでは」とみる声もあった。

 発射通告を受けて、浜田氏は…

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