目に見えない幸せ、仲間と歌う おかあさんコーラスに初挑戦の19人
武田遼
東京都府中市の府中の森芸術劇場どりーむホールで、6月3日に開幕する第46回全日本おかあさんコーラス東京支部大会(都合唱連盟・朝日新聞社主催、キユーピー協賛)。初出場の団体「セ シュエット!」は、ステージでの演奏を通して、観客にある思いを届けたいと練習に精を出す。
「もっと抑えて」「その部分、言葉が浮き出てくるように歌ってみて。さん、はい」。5月23日午前、大田区内の区立施設の一室。団代表で指揮者の頼恭子(らいやすこ)さん(56)の指導に合わせ、大会に出場する歌い手の17人が伸びやかな高音を響かせた。
2017年9月、同区立田園調布小学校のPTAコーラスのメンバーらが集い、結成。団名は「まぁ、素敵!」を意味するフランス語に由来し、40~60代の団員20人が週に1回、活動する。
結成後、区内の合唱イベント…