北朝鮮「衛星、遠からず正確に宇宙軌道に進入」 金与正氏が談話

有料記事

ソウル=太田成美
[PR]

 墜落して失敗に終わった北朝鮮の軍事偵察衛星の打ち上げについて、金正恩(キムジョンウン)総書記の妹で朝鮮労働党副部長の金与正(キムヨジョン)氏は「軍事偵察衛星は遠からず、宇宙軌道に正確に進入して任務遂行に着手するであろう」との談話を出した。朝鮮中央通信が1日、報じた。

 北朝鮮は「早い期間内」に2回目の打ち上げを行うとしている。

 与正氏は、ロケット発射国連安全保障理事会の決議違反だとする米国家安全保障会議(NSC)報道官の声明について「どの国も行っている衛星の打ち上げを我々だけは行ってはならないという論理は、我が国の宇宙利用の権利を甚だしく侵害し、不当に抑圧する強盗さながらの間違い」と批判し、打ち上げの正当性を強調した。

 また、米国などとの対話につ…

この記事は有料記事です。残り120文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません