ルマン24時間、勝利を願うトンカツに込めた脇雅世さんのテクニック

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 伝統の自動車耐久レース、ルマン24時間。フランス西部ルマンの近郊にあるサーキットで四輪車が24時間走り、周回数を競う過酷な戦いです。料理研究家の脇雅世さん(68)は、1981年から91年まで、マツダ・レーシングチームの料理長として参加しました。

 毎回月曜日に現地入りし、約1週間、ドライバーやスタッフら100人以上の食事作りを担当します。日本、イギリス、フランスなど多国籍のチームのため毎食最低2種類のメニューを用意し、来賓への軽食も準備。大所帯の食事をいかに手早く確実に提供するか、知恵を絞りました。

 レースのスタートは土曜日。「敵に勝つ」と縁起を担ぐ監督の要望で、金曜日のランチはステーキ、夜はトンカツがお決まり。

 ルマンは養豚が盛んな街で…

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